2018年02月02日

ロシア将校の見た明治日本

先に読んだエリザ・シドモアの小説
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作中、一部の兵士たちの間で「活け花」が
流行るエピソードがあり、諸々興味を持ち始め
借り出してきた。

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率直なところ、一方的な言い分ばかりで
読んでて愉しくは無い。記録物としても
あまり充実した感じがしない。1988年刊。

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直接には関係ないけれど、日露戦後に来日し
捕虜の中に居た韃靼人達が勤勉であったことなどを
紹介していたりする。
それにしてもコレ、小説じゃないの?
実際だとしたなら、スゴイ事が多く書かれている。

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1973年刊
主に松山のロシア人墓地に葬られた人たちについて
書かれ、「飛ばし読み」しようかと、読み始めると
段々面白くなってくる。約70年を経ても、当時看護婦として
務めていた人の証言だったり、遺族の方たちの記憶が厚みと
なってくる。横浜と同時期に開港した函館よりも、おそらく
ロシア文化の種まきとして、多くを残していった可能性が高い。
本作では触れてないが、特に食品や調理法については濃厚。
日本文化をロシアに広める切っ掛けとなりうるのも、
解放/帰国後の彼らの行動次第だったかもしれない。
ロシア兵墓地

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1969年刊
広範囲でありながら、充実度もある好著。
後ろ三分の一程度に、第一次戦でのドイツ兵捕虜が収容される運びで、
前回味を占め、商気に逸る市民や長崎/神戸からも出張ってくる様が
予想通りだったりする。自由外出は無く、坂東収容所へ転送されるのだった。
芸予地震(1905年6月2日)に触れていたのも一興で
安政東海地震(1854年12月23日)ではプチャーチン率いるロシア船
ディアナ号が伊豆で遭遇している。
明石元二郎についてもチラっと書かれてました。

こんなのもあった、2005年刊
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目新しさはないものの写真・図版の多さには
呆れるほど盛込んである。文字も大きくて
読みやすいのではあるが、
著者曰く「推測を排除した客観的記録」に則ったため
想像力を掻き立てられない。
2005年時点での調査発表みたいなものと、割り切らねば
ならないかな。採択項目はなかなか好い。

最後に
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日露戦を描いた小説。
生憎図書館に所蔵が無く読んでません。
編者がアリス・ベーコンなんですね。
posted by cold_sleeper at 15:20| Comment(0) | 近代もの | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

華族女学校教師の見た明治日本の内側

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エリザ、エセル、そしてこのアリス・ベーコン。
偶然にしては上手く順序だって読んでいることに
自分自身驚いている。
訳者は山川(大山)捨松の曾孫だそうな。
捨松が亜米利加に留学した際のホストファミリーが
このベーコン家で、家族のどなたかがペリーと共に
日本に来たことがあるそうで、目下調査中。

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posted by cold_sleeper at 19:36| Comment(0) | 近代もの | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

氷川清話/海舟語録

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勝海舟モノは子母澤寛の小説で幾つか読み
好きな内の一つだが、海舟本人が書いたものは
これまで読む機会がなかった。
正確には書いたのではなく「語った」ものである。

既に小説で知ったエピソードの裏を取るような
事柄が、結構な量見受けられる一方、
「このエピソードは小説で読みたかった」
なんてこともある。富貴楼のお倉に会ったコトとか
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取って置き?だったかどうかは知らぬが
いずれのカヴァー用写真は初めてみる。
posted by cold_sleeper at 22:47| Comment(0) | 近代もの | 更新情報をチェックする